今年は「美術展の当たり年」と言われていますが
まさにそのとおり
「セザンヌ パリとプロヴァンス」展
ピカソやマティス、カンディンスキーら
多くの画家に多大な影響を与え
絵画の歴史を変え、
今日に至る絵画の発展をもたらしたと言わている
「近代絵画の父」「モダンアートの父」
ポール・セザンヌ(1839-1906)
静物画を得意とし、独自の技法を用いている
印象派だけれども
ルノワールやモネのような受け入れやすい美しい写実主義でなくて
遠近法を用いず目で見たものを2次元で表現している
あ〜 書くと難しい。。。
例えば 奥行き感がなく背景に人物がくっついてるような感じ(笑)
中心に向かうにつれてピントがあうような感じ?
(画面の中心に目がいくような感じ?)
もっと一言で表すと
ルノワールやモネ、ピサロが「分かりやすい」絵だとすると
セザンヌは「分かりにくい」(笑)!
なので予備知識は絶対必要!
少しでも知識を持って行くと、断然楽しめる!!
なので当時
作品は理解されなかった
理解され評価されはじめたのは晩年になってから。。
というより
最初に理解し評価した人って凄いと思う
「生まれた時代が早すぎた」
初期から晩年までを網羅
100%セザンヌ
特に成熟期の作品は違和感を覚えつつも
独特の迫力があってスゴイ
出口付近にはセザンヌのアトリエが再現展示されていた。
絵のモチーフにもなったオブジェ、石膏、テーブルや椅子、
水差し、瓶などが置いてあり絵と比べてみる事が出来、
セザンヌにはこんなふうに見えていたのだなあと
思いを馳せる事が出来興味深かった
開催中のエルミタージュはまた今度♪
国立新美術館開館5周年企画すごい!